update: 2016年3月13日       

神宮前耳鼻科 クリニック


音声外来

  この外来は、声をお仕事で多用するような歌手、アナウンサー、役者、古典芸能の方や、趣味で歌をうたっていらっしゃる方で、声に障害を持っていらっしゃる方のための外来です。

椅子の芸術  (新潟市民文化会館にて)   © Y.KOSEKI    《ホールの外観を見る》

  

声は、ただ自分の意志を相手に伝えるだけではなく、そのニュアンスからその人の性格や

人格まで反映します。また、これが声楽という芸術の分野ですと、さらに歌手の様々な背景まで

透けて見えてしまう場合があります。また、一見地味なようでも、話し方や内容で、さっと人の

心を捉えるような魅力的な人もいます。結局、人は常に五感に訴えていて、そして六感で

捉えているのでしょうか。

© Y.KOSEKI

  さて、炎症や結節などが治っても、うまく声が当たらない、声を出すことに不安があって、どうも調子が出ない、という場合があります。また、何となくこのところ不調だ、思った通りの声が出ない、などの症状が続く場合もあります。形態的に異常が無くても(見た目に異常が無くても)、実際に障害を持っている場合、実際に耳で聴いて判断する必要があります。この音声外来では、結節やポリープといった疾患の治療というよりも、声の使い方とその指導が主体となります。従って、実際の音声や録音された音声を聴いて判断し、その上で、声の使い方のアドヴァイスを行いますが、時にはヴォイス・トレーニングをする場合もあります。初めは、一般外来を受診していただいて医学的なチェックを行い、必要に応じて音声外来を予約致します。定期的な声帯のチェックなどは、一般外来で行っています。
 診療を行っている医師は、歌を歌っています(2016年3月掲載)。歌う耳鼻咽喉科医として、歌手の立場から音声を判断、診療しています。  CDは、こちら

実際の声帯の動き(動画)

- 表示されるのに、少々時間がかかります -

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  よく、歌手の方がポリープができた、と言っている場合がありますが、これは実際には声帯結節(けっせつ)である場合が多いのです。下に実例を示しますが、声帯ポリープの場合には、片方の声帯に比較的大きなコブができるのに対し、声帯結節の場合には、両方の声帯に、小さなコブができます。

声帯ポリープ           声帯結節

  風邪をひいていて喉の状態が悪いのに、無理に声帯を酷使したり、酒を呑んでカラオケで絶叫したりすると、一晩で声帯ポリープを作ってしまう場合がありますし、無理な発声で、長期間 声を出していると、声帯結節になってしまう場合があります。いずれの疾患も、軽い場合には通院で治せますが、ある程度以上の大きさや、障害がある場合には、手術が必要になります。入院手術治療が必要な場合には、最も適した専門病院・音声外科専門医へご紹介致します。

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雨の西麻布   © Y.KOSEKI

神宮前耳鼻科 クリニック


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