インプレッション採取

宮古島にて  撮影:2020年9月

近年、ステージでは音の良さ、ならびに強大音からの耳の保護の観点等から、各個人専用のイヤー・モニターを使用するのが一般的になっています。現在、無数のイヤー・モニターがありますが、使用に耐えうるものは多くはありません。また、インプレッション採取には絶妙なノウハウがあり、ミュージシャン、専用エンジニアの方達には、やはり専門のインプレッション採取が必要です。

当院は、2003年からミュージシャン、プロ音響専用窓口を設けていて、2022年8月現在で1400例を越えるインプレッション採取を行なっています。プロのミュージシャン関係だけでこれだけの例数は世界に類を見ない、との事で、1000例を越えた時点でアメリカのsiteで取り上げられました。

イヤー・モニターを使用するにあたり、聴覚管理は極めて重要です。こちらをお読み下さい。

　受診の前に

耳の掃除は行なわないで下さい。傷を付けるとインプレッション採取ができなくなります。保険証はお持ち下さい。耳垢除去が必要になった場合、聴力検査ご希望の場合には保険診療で対応します。

インプレッション採取は予約が必要です。基本、平日の11時か16時、もしくは水曜午前の空き時間に行ないますが、他の時間でも対応できる場合がありますので、お問い合わせ下さい。

プロ・ミュージシャン、その他音響関連の方のイヤーモニター製作の場合、専用窓口があります。一般用とは出来上がりが異なります。まず、Extreme Wave社にコンタクトをお取り下さい。他のメーカーに注文ご希望で、インプレッション採取だけ当院で行ないたい場合には、連絡を下さい。

イエローストン国立公園にて  撮影:2017年8月